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栽培へのこだわり


 当組合では、限りなく天然ものに近づける為、出来る限り自然な状態での栽培に挑戦し続けています。


1. 湧水を使用

出来るだけ自然な状態で栽培したい為、
工場で使用する水は裏山から湧き出る水を
300mほどのホースで引っ張っています。



2. 栄養を与えない

培地に使うオガクズ(左写真)に混ぜるフスマ
(右写真)といわれる肥料の量を極力抑えます。
そうすることで菌が時間をかけてオガクズを分解し、そこで得た養分がまいたけ本来の美味しさを
引き出し、肉厚で香りの良いものとなります。

石坂のまいたけはクキ(ジクの部分)が美味しいと言われるのはここでじっくりと時間をかけ、旨みを
ジクに閉じ込めているからです。



3. 培地に一斗缶を使用

株を大きくする為、一斗缶を使用。
そこで、オガクズなどの重さが10㎏を超え、殺菌
処理が難しくなりました。
そして培地を大きくした事で菌の培養中に酸素が
不足するという問題も発生しました。
これらの問題を抱え、栽培が軌道にのるまで
10年ほどかかりました。



手間のかかる製法なため、大量生産は出来ませんが、工場では一年中栽培しております。

石坂まいたけの特徴


・株の大きさ(1.5㎏~2㎏ほど)
・肉厚であること。
・しっかりとした歯ごたえ
・香りの強さ
・濃厚な味
・日持ちの良さ


 
工場内での栽培状態  旨みたっぷりの肉厚のジク